グランドビュー甲南 ホームだより

リフレッシュ教室

2013年07月29日

 

 

高齢者の介護や見守りなどに関する総合相談窓口【あんしんすこやかセンター】では、神戸市の委託事業として“高齢者を介護されているご家族の皆様” を中心に『介護リフレッシュ教室』を定期的に開催しています。

 

  

先日、今回は当ホームが会場となり【自分らしく生きていくには】をテーマに教室を開催しました。

開始時間前に館内見学をし、有料老人ホームの日々の暮らしをご覧頂きました。

見学途中、ご参加の方から老化防止の頭の使い方として「キョウヨウ、キョウイク」という言葉を教えて頂きました。

はて・・・意味は?!

 

  

今回の教室は二回シリーズで行われ、一回目は“地域の現状と課題について” 住み慣れた街で住み続けていくにはというテーマで進行されます。

ところで、先程の「キョウヨウ、キョウイク」・・・気になります。

「教養、教育」ではなく、「今日、用事がある。今日、行くところがある。」だそうです。

朝日新聞、天声人語(2013年7月14日)に記載されていたのだとか。

 

    

記事によると、日々の暮らしを楽しげに語る退職した会社の先輩に元気の秘訣を聞いた。すると「キョウヨウ、キョウイク」の二つである。用事がない、どこにも行かない毎日では張り合いがあるまい。かつての同僚から聞かされて実践しているのだという。 

調べてみると、『頭の体操』で知られる心理学者、多湖輝さんの『100歳になっても脳を動かす習慣術』に紹介されている。多湖さんも100歳に近い大先輩に教わったそう。老後をどう生き生きと過ごそうかと誰しも考える中、この話はわかりやすく、納得感もあるから、伝言ゲームのようにシニア世代に広がっていくのも道理であろう。・・・と言ったような内容でした。

そんな中、「キョウカイ」という言葉も耳にしました。

教会ではなく、「今日、会話する」ことだとか。

なるほど!皆様よく考えておられますね。

  

今回講師を務めたのは当法人高齢者ケアセンターながたの施設長、山内です。

神戸市ケアマネジャー連絡会副代表に就任している他、関西福祉大学の非常勤講師や兵庫県介護支援専門員研修内容検討委員会委員長もさせていただいており、福祉の経験を生かして様々なお話をして下さいました。

勤続約30年の貫禄は、後ろ姿もいろんな意味で輝いています。(*^_^*) ピカッ

さて、二回目のテーマは「自分らしく生きていける施設とは」です。

どんなお話が繰り広げられるでしょうか。楽しみです。

《明日、用事がありますか? 明日、行くところがありますか?》

ご来場お待ちしています。

カテゴリ: その他 投稿者: グランドビュー甲南