お知らせ

なあたんカフェ(認知症カフェ)について

2015年11月05日

平成26年度、神戸市では認知症対策事業の一つとして新たに認知症カフェを立ち上げる計画がありました。

そのモデル事業を開く場所に認知症対策に力を入れている長田区で実施することになったようです。

長田区役所あんしんすこやか係からこのモデル事業について相談を受けたのは昨年末、施設資源を活用した地域貢献活動に繋がる取り組みであり、二つ返事で返答し、当施設で認知症カフェを開くことが決まりました。

何度か行政関係者、それに長田区医師会、有識者の方々が当施設で話し合い、支援者向け講習会の開催等準備をすすめ、平成27年2月に第一回目のなあたんカフェ(認知症カフェ)がオープン。

 

 

 

 

神戸新聞の取材もあり、新聞に取り上げられました。

4月からは全面的に運営が高齢者ケアセンターながたにまかされることになりました。

 

 

おさげ髪でピンクのワンピースを着た女の子がマスコットキャラクターのなあたんです。

 

高齢者ケアセンターながた1階で

毎月第2土曜日13時半から開いています。

認知症を抱えている方やそのご家族様が来られます。支援者やボランティアを含め20名〜30名のメンバーで、飲み物やお菓子を食べながら、ちょっとしたプログラム(歳時記にちなんだ)を行い、わいわいがやがやした雰囲気で過ごしています。

 

 

9月はお月見だんごを作りました。

十五夜を背景に団子がきれいに積み重なった絵をイメージしていましたが、出来上がった団子が中々上手く積み重ねることができません。

皆で知恵を出し合い、つまようじを使って、くずれないよう工夫しながら写真のような十五夜だんごができあがりました。

 

 

 

素麺を使った団子作りにも挑戦しました。

「ソーメンを使って団子?おいしいの?」と不安の声があがりましたが、召し上がると、参加者のみなさんから「思ったよりおいしい」という感想。

「もちもちはしていても、粘りがないので、喉通りがよく、飲み込みの悪い人でも食べやすい。」という評価もいただきました。

 
 

 

毎回なあたんカフェ(認知症カフェ)には支援してくださる薬剤師会の方、大学の准教授、神戸市介護支援専門員会代表それに医師会の先生とそれぞれの分野のエキスパートが来てくださいます。

病気やお薬のこと、介護保険や医療保険のこと、普段疑問に持っていること、不安に思っていることもこの場で相談することができます。

参加費用は毎回100円、飲み物とちょっとした茶菓子を用意しています。

誰かに相談してみたいと思っている方、一度いらしてみませんか?

なあたんカフェ(認知症カフェ)に興味を持たれている方、手伝ってくださる方、歓迎します。一緒になあたんカフェを盛り上げていきましょう。

 

 

 

 

 

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