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とろみ研修

2016年06月03日

    

高齢者ケアセンター甲南、管理栄養士による「とろみの研修」を実施しました。

 



    

通常、食物や唾液は口腔から咽頭と食道を経て胃へ送り込まれます。

液体は1秒もかからない間に喉に到達しますが、

摂食・嚥下障害が起こると水分や食物が上手く飲めなくなります。

今回は、なぜ、誤嚥(飲食物や唾液が誤って気管に入ってしまうこと)が起こるかも交え、「とろみ」について学びます。

  

水のように粘度の低い液体は、動きが速く誤って気管に入りやすくなり、とろみをつけることで、動きのスピードがゆっくりになり、まとまりやすくなるためスムーズに飲み込むことができます。

但し、とろみをつけ過ぎると、飲み込みづらくなり誤嚥や窒息の原因となることがあります。

また、食べ物や水分の種類によっても、とろみのつき方は違います。

その人にとっての最適なとろみは異なるので、何でもとろみをつければ良いというわけではありません。

  

国内の医療、福祉関係者が共通して使用出来る統一基準として、日本摂食嚥下リハビリテーション学会が作成している2013年度版のとろみ基準に従い

  

  

今回は3種類のとろみ調整食品を使い、各々濃い・中間・薄いとろみを作り、違いを比べてみました。

湿度や時間の経過による粘度の変化にも注意します。

  

一人一人に合わせたとろみの粘度や、飲み込むタイミング、誤嚥を防ぐ為の体位など、様々な配慮が必要となるお食事介助。

これからも、ご利用者様が安全かつ楽しくご生活いただけますよう、栄養摂食の方法を学んで参ります。

カテゴリ: その他 投稿者: グランドビュー甲南