研修事業研修事業部

研修事業部について

法人理念である「福生積善」~福に生きて善を積む~を全職員で共有し、健全な施設運営、ケアの実践を目指し、4つの柱の実現に向けて人材育成を図ります。

神戸福生会に勤務する職員すべての育成と成長を研修というツールを活用して実施していく機関が研修事業部です。

さらに、研修事業部は、神戸福生会が目指す地域貢献の一つである「介護人材の養成」と「専門性の高い介護人材の養成」をその使命として、法人内外の人材教育に寄与する機関として位置づきます。

研修事業部の目指す人材の教育循環

法人内の人材教育研修

育成・定着・成長

  • 管理者向け研修
  • 主任・副主任向け研修(育成・定着)
  • 上級者ステップアップ研修(育成)
  • 中堅職員研修(育成)
  • 中途採用職員研修(育成・定着)
  • チューター職員向け研修(育成・定着)
  • 新人フォローアップ研修(育成・定着)
  • 新人集合研修(入職前教育研修)

法人内外の人材養成研修

資格取得、専門性向上

  • 介護支援専門員受験対策 (内)
  • 介護福祉士国家資格対策(内)
  • 外国人人材育成研修
  • 喀痰吸引・医療的ケア(内外)
  • 実務者研修(内外)
  • 初任者研修(内外)

初任者研修について

「介護職員初任者研修」は、介護に携わる者が、業務を遂行する上で最低限の知識・技術と それを実践する際の考え方のプロセスを身につけ、「在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修」です。資格を取得するためには、講義と演習で構成される約130時間の研修受講と、全課程修了後の修了試験に合格することが必要です。私たちの法人で働くための研修ではなく、福祉人材の確保・育成を目的とした社会福祉法人の地域貢献事業です。

初任者研修の詳細はこちら

実務者研修について

「実務者研修」は介護福祉士の受験資格として義務付けられました。
平成28年度国家試験(平成29年1月実施予定)から「介護福祉士」の受験資格が変わりました。今までと同じく3年間の実務経験に加えて、「実務者研修(450時間)」の受講が義務付けられました。日本の高齢社会を支える職業の一つとして「介護福祉士」の専門性を確立し一層の資質向上を図る必要性から、資格取得の要件について法律改正が行われました。また、実務者研修を修了すれば、訪問介護事業所のサービス提供責任者の要件を満たします。

実務者研修の詳細はこちら

到達目標
幅広いご利用者に対する基本的な介護提供能力の修得 ※介護福祉士養成施設(2年以上の養成課程)における到達目標と同等の水準
今後の制度改正や新たな課題・技術・知見を自ら把握できる能力の獲得を期待

【実務者研修イメージ】

研修の読替を可能とする仕組み
  • 過去に受講したヘルパー2級研修や認知症研修を読替
    ⇒実務者研修を一部免除
  • 社協や事業者団体等の研修も、要件を満たせば読替可能に

出典:厚生労働省

実務者研修(450時間)

研修内容

  • 社会福祉制度(介護保険等)
  • 認知症の理解
  • 医療の知識
  • 障害の理解
  • 介護技術
  • 介護過程
  • たんの吸引、経管栄養 等
受講しやすい環境整備
  • 数年かけて少しずつ研修を修了すればよい
  • 通信教育の積極的活用
  • 多様な主体による研修実施
  • 身近な地域で受講できるよう、スクーリングの委託を可能
  • 実務者研修の受講費用を支援
  • 研修期間中の人員確保に
    事業者が苦慮しないような配慮

神戸福生会で受講するメリット

  • 現場に強い研修内容で国家試験取得に向けてやる気が出る!
  • 講師は、現場のケアマネジャーや介護福祉士、社会福祉士のなので、実体験が盛りだくさんの講義内容で、介護の魅力を感じながら、働くのが楽しみになる!
  • 法人として、ご利用者の「個」というものを大切にしており、ご利用者お一人おひとりに合わせた理解・ケアの深さが現場の生の声で聴ける!
  • 実際に働きながら学ぶ方には、日々のケアにてきめんに活かされ、学ぶ意欲 働く意欲がUPする!

神戸福生会で受講するメリット:初任者

育成・定着・成長

  • 週一回のペースでライフワークバランスがとれる!
  • 修了後は、実務者研修や国家試験受験まで、ステップアップを考える方には目標に向けて全力でサポート!

神戸福生会で受講するメリット:実務者

わかりやすい授業・スクーリング

  • ゆとりのある受講スケジュールで無理なく受講が可能!
  • 働きながらなので短い方が気が楽と思いがち。日数が長いことで丁寧な内容。質の高い実務者の育成を考えたあえての日数 自身の成長を感じられる。

受講生の声

  • 菅﨑 誠弥さん(特養勤務)

    初任者研修 2019年10月期受講生 / 2021年7月期実務者研修受講生

    「人に喜んでもらえること、笑顔になって頂くこと」・・私が仕事に対して大事にしていることが全部詰まっている仕事だと思い、転職で介護の仕事に就きました。資格がなかったので、日々の中で知識の面で足りないと痛感し、ご利用者様とその家族様にとってより良いケアができ安心して頂きたいと思い受講しました。研修では、介護の歴史や施設の特徴など様々なことを学ばせて頂きそれをどのように仕事に活かせるか自身で考えながら日々の業務に取り組んでいます。

  • 濱田 明香里さん(特養勤務)

    初任者研修 2019年4月期受講生

    福祉の大学に通っており、高齢者福祉に興味がありました。大学は社会福祉分野であることもあり、高齢者分野について内容が薄く、知識量も少ない為、改めて基礎から学びたいと感じたので在学中に受講しました。基礎知識ということもあり、高齢者や介助等について全て理解できたわけではありませんが、福祉の心構えや考え方、高齢者に関わる上で知っておいて損はない知識が増えたと思います。この受講で得た知識は私自身、仕事等で動く際に考える一つの方法として使えています。特に、介護の考え方や認知症について知識は知っているのと知らないのとでは私自身の行動も大きく変化していると思います。

  • 岡本 有里恵さん(特養勤務)

    初任者研修 2017年4月期 / 実務者研修 2019年7月期受講生

    介護福祉士をとるために必要な研修であり、もし国家試験を受けなかったとしても損はない!の思いで受講しました。研修を受講して、改めて基本に戻り普段の自分の介助の関りや手技について見直すことができ、改めて勉強することがあまりなく、よい機会になりました。受講できてよかったです。

  • 堀内 翔磨さん(特養勤務)

    初任者研修 2018年4月期 / 実務者研修 2019年7月期受講生

    人のためになりたいと思った中で、介護の需要と将来性の高さを見てこの職を選びました。新人の方が増えつつある中で、何かを聞かれた時に根拠を持って答えられるようになりたいと、また、経験の浅い自分が経験したことのない事例に対応できる知識を持ちたいと思い、早めの受講としました。ついつい手を貸してしまいがちな介助で、ご利用者に可能な限り自分で自分のことをやって頂いたうえで、介助側が補助をするというのが、自分にとっては難しかった印象です。受講を通して、出来る事探しや、ご利用者にも介助者にも負担のかからない介護を意識するようになった気がします。

  • 坂井 郁文さん(特養勤務)

    初任者研修 2017年4月期 / 実務者研修 2018年7月期受講生

    親が60歳を越えていたため、関心があり、介護の仕事につきました。介護福祉士の資格を取りたいと思ったので、初任者研修、実務者研修と受講しました。実務者研修では初任者研修より詳しく介護技術を知ることができ、日ごろの介護をする時に役に立ちました。

  • 杉野 弘明さん(ケアハウス勤務)

    初任者研修 2016年4月期 / 実務者研修 2018年7月期受講生

    前職では、設計業務に携わっていましたが、「身近な人に対して役立つ仕事がしたい」と思い、福祉業界に転職しました。介護福祉士を目指す為に、実務者研修受講しました。ユニットリーダーの時は、ご利用者様本位に考えられているのか、職員に対しては働きやすい職場になっているのかと視野が広がりました。また、実務者研修で得た介助や手技に対する知識を掘り下げ、ご利用者様にあった介助方法を考えられるようになりました。また言葉の意味を深く理解するようになったと感じています。

  • 粟田美惠子さん

    初任者研修 2015年10月期 / 実務者研修 2021年4月期受講生

    数年前、初任者研修でお世話になりました。この度、介護福祉士受験に際し、実務者研修も、神戸福生会でと思いました。他事業所で働いておりますが、施設内研修とは感じず、介護従事者として基礎をしっかり学べ、実務者研修では基本に立ち返ることができ、日々の業務に役立ち、本当に学びが多く充実していました。両研修を通し、成長できて、受講してよかったです。

よくある質問

【Q1】介護職員初任者研修受講には、条件がありますか?
特に受講条件はありません。心身ともに健康な16歳以上の方であれば、どなたでも受講可能です。
【Q2】介護職員初任者はどんなところで働けますか?
資格取得後は、老人ホームやグループホーム、デイサービスなどの施設や、また、ホームヘルパーの事業所でパートタイムで働く方の多くいます。ライフスタイルに合わせて勤務形態を選択できるのも魅力です。
【Q3】講座をやむを得ず欠席した場合、どうなりますか?
体調不良などでやむを得ず欠席した場合は、欠席した次の受講日までに、補講を行います。(有料/1時間 1,000円)
【Q4】介護現場での実務経験が3年に満たないのですが、実務者研修は受講できますか?
受講できます。実務経験3年というのは、介護福祉士国家試験を受験する時点で必要になるものです。実務者研修の受講には実務経験の有無や年数は問われません。
【Q5】初任者研修の資格があるのですが、実務者研修の受講期間は6か月必要ですか?
どの資格をお持ちの方でも受講期間は6ヶ月です。ただし、お持ちの資格により受講免除科目があり、受講料も違います。
【Q6】初めて介護職員初任者研修の勉強をするのですが、ついていけるか不安です。
不安な方は初任者研修の受講をおすすめします。初任者研修は通学学習で基本をしっかり学んでいただけるカリキュラムです。専任講師が修了までサポートしますのでご安心ください。
【Q7】施設での実習はないのでしょうか?
施設での実習はありませんが、実技演習では演習設備を使って、本番さながらに実施します。
【Q8】修了試験はどのような試験ですか?
講座終了日に、修了試験を実施します。修了試験と言っても学習したものの中から基礎知識等の習得状況を確認するものですので、ご安心ください。
【Q9】公的な助成金制度はありますか?
「許育訓練給付制度」という制度があります。対象者の方(条件あり)に受講料の20%が給付される制度です。また、実務者研修対象の「実務者研修受講資金貸付制度」があります。対象者の方(条件あり)に受講資金を貸し付ける制度です。詳しくはこちらをご覧ください。