神戸福生会とは

川本さん

「誰かの役に立てる仕事がしたかったんです。」

パリっとしたスーツに身を包んで、流暢な営業トークを使いこなして…。サッカー一筋で生きてきた僕にとって、そんなふうに仕事をバリバリこなしている自分の姿というのはなかなか想像できないものでした。それよりもっと身近な人たちの相談に乗ったり、些細なことに「ありがとう」と言ってもらえることの方が、何十倍も嬉しかったんです。
そんな将来をぼんやりと見据えて、大学は4年制の福祉学部に入学しました。就職活動をスタートしたのは3回生の冬頃だったと思います。できるだけはやく国家試験の勉強に専念したかったので、エントリーできるところには片っ端から説明会を希望しました。その中の一つが神戸福生会だったんです。説明会では施設長が直接お話をしてくださいました。その時に聞いた介護にかける想いは、今でも共感できることばかりです。そして無事に内定をいただき、翌年から神戸福生会の介護職として働くことになりました。

「小さな枠の中にいる自分に気付かされた、相談員という仕事。」

将来的には利用者だけでなく、そのご家族や地域とのつながりを経験できる相談員になりたいと考えていたので、相談員の先輩をフォローする形で勉強させていただいていました。そして高齢者ケアセンター甲南のケアハウスを担当されていた先輩相談員の異動をきっかけに、1年ほど前から僕がここの相談員として現場を任せていただくことになったんです。
待ちに待ったチャンスの到来に、最初はすごく喜んでいました。これまで培ってきた経験を活かすことができる!そう思っていたんです。ところが、現実は今まで見ていたはずの業務とはまったく違っていて…。ユニットリーダーをはじめ、さまざまな現場経験を積んできたつもりだったんですけど、それだけでは利用者のご要望に応えることができなかったんです。
結局のところ、僕は小さな枠の中にいる自分に満足しているだけだったのかもしれません。そう気づいた時から、今見えている世界が180°変わったんです。


「“すべてがうまくいかない”。そう感じている今が、僕の成長期―。」

その後も、利用者やそのご家族との信頼関係をうまく築けなかったり、小さなミスを連発してしまったり…。“すべてがうまくいかない”という言葉が、頭の中をぐるぐるとまわっていました。ただそれと同時に、現場にいた頃とは違った視点から利用者の健康を考えられるようになったんです。生きている以上、ずっと健康でいられるという保証はどこにもありません。だからこそ私たち相談員は、次に想定される出来事を予測しながら行動しなければいけないと思うんです。すごくネガティブな発想だと思われてしまうかもしれませね(笑)。
だけど、それがここにいるみんなの平和な暮らしに繋がっていると僕は信じています。今はこんな感じで毎日落ち込んだり、新しい発見の繰り返しです。そういうことを考えている今が、僕の成長の証なんです。

「小さな枠の中にいる自分に気付かされた、相談員という仕事。」

神戸福生会は僕にたくさんのチャンスを与えてくれる場所です。先輩方は僕が今どんなことに興味があって、何をしたいのかしっかり見ていてくださるので、発信したことには必ず誰か応えてくれるんです。ただ、いつもでも先輩についていてもらうわけにもいかないので、今は毎日必死で自分の視野が広がるような行動を心がけています。
そのためにも、今後はもっと他の職種分野にも積極的にアプローチをかけていかないといけません。そこから今の施設を客観的に見て、改めて本当に自分がいいなと思うことを取り入れていきたいと考えています。
そういった経験を積むことが、一人の相談員として提供できるアドバイスの選択肢を増やしてくれると思うんです。今は経験も浅いし、まわりのスタッフの皆さんに支えられていることばかりですが、僕の成長はまだまだこれからが勝負です!


メッセージ

何事も一生懸命がむしゃらに向き合っていれば、きっとチャンスはめぐってきます!
そのためには一つひとつの行動に根拠をもって、しっかりと自分の意思を相手に伝える力を養うことが大切です。
介護は極限のサービス業であるとよく耳にしますが、本当にその通りだと思いますね。思いやりと愛情をもって働ける方をお待ちしています!



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