神戸福生会の介護

神戸福生会は昭和26年の設立以来、介護の質を追求し続けてきました。これまで大切に受け継がれ、これからも求め続ける「介護」のあり方についてご紹介します。

「変わっていくもの」と「変わらないもの」

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「介護」に求められるものは時代とともに変化します。現代では人びとは多様な生活上のニーズをもつようになり、最近ではそのニーズに応じてプライバシーに配慮した住環境を整えた施設や、地域に密着した介護サービスの需要が高まっています。

神戸福生会では、平成6年より開始の24時間在宅生活を支える「夜間巡回型ホームヘルプサービス」をはじめ、平成13年に設立のゆとりある住空間と24時間の介護を両立させた「介護型ケアハウス」、平成19年〜平成20年にかけて新設した地域に密着したサービスを提供する「高齢者ケアセンター甲南」「サテライト宮丘」と、常に時代にさきがけたサービスの創造と提供を行ってきました。

一方で、人が生きていく上で「人として大切にされたい。思われたい」という変わらない願いがあります。整えられた不便のない、快適な環境で過ごしていても、自分がひとりの「人」として受け入れられているかどうかは、人にとって重大なことで、その人の生活の質を左右します。神戸福生会の介護とは、“人としての本質的なニーズに応えていくこと”であると考えています。

スタッフに求める姿勢

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たとえ集団の生活の中であっても、「個人」として尊重されることはとても大切です。人を「個人」として尊重するということは、性格・習慣・考え方・家族などその人が築いてきたものを認めていくことであり、スタッフにはその人のあるがままの姿を受け入れる姿勢が求められます。また、スタッフは利用者に対して深い理解と特別な関心を示し、そこから生まれる「関係性」を基盤に利用者の生活を支えます。

このように、利用者に真摯に向き合いながら経験を積み重ねていく過程で、スタッフは自分自身の考え方や価値観に気付きます。スタッフは利用者に向き合うことで、時に苦しみ、時には喜びながら、自分の弱さや強さに気付き、専門職としてのスキルを向上するとともに、人間性を磨き成長を遂げていきます。

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